うなり

異なる単振動の重ね合わせ

  ◎の動きに注目。中心からの振れ幅が変わります。 ◎は、△と▽を重ね合わせたものを半分にしたものです。
◎ =(△+▽)/2
△も▽も単振動です。振動数が少し違います。 少しづつづずれるので、重ね合わせると周期的に強め合ったり弱め合ったりします。 その結果、和(2◎)は振幅が大きくなったり0になったりします。 △や▽が音の振動だとすると、重なった音はブルブルと強弱が出来るので「うなり」 と呼ばれています。


- 公式 -

(うなりの振動数)=|(△の振動数)-(▽の振動数)|

- ∵根拠∵ -
(△の振動数)をf1、(▽の振動数)をf2とすると、時間tの間に、 △は(f1×t)回振動し、▽は(f2×t)回振動する。 因ってこのずれが丁度1回分になる時間(周期)Tは、
|(f1×T)回 -(f2×T)回 |=1回
で与えられる。この周期Tの逆数が、うなりの振動数。












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※図が動かないときには、リロードしてみてください。
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