屈折の法則

振動数・速度・波長・角度 はどうなる?


図は  nAnB  の場合。
  波の伝わっていく様子を、棒で表してみました。 棒から棒までが1波長だと思ってください。

- 公式 -

場所が変わっても「変わらない量」が何か、よく憶えておいてください。
媒質Aでの物理量媒質Bでの物理量
(Aでの振動数)(B での振動数)
nA×(Aでの速さ)nB×(B での速さ)
nA×(Aでの波長)nB×(B での波長)
nA×Sin(Aでの入射角)nB×Sin(Bでの屈折角)


- コトバ -

媒質  波を伝えるモノ。 「霊媒体質」といったら幽霊を体に宿しやすい人をさすようですが、 それと同じく「振動の状態を呼び込んで、 そこに宿すもの」という意味合いがあります。 なお、光波の媒質だけは、何もない真空そのものです。
屈折率  波の伝わる速さの比率を表す数。 (式は、-公式-を参照してください。) 比率だけが意味を持つ量なので、どれか一つの媒質の屈折率の値を「1」に定めると他の媒質の屈折率の値も決まります。
相対屈折率 「Aに対するBの相対屈折率」とは、Aの屈折率を「1」とした場合のBの屈折率の値です。 たいてい、何の断りも無しに「屈折率」と云った場合、この相対屈折率のことを指す場合が多いです。
(Aに対するB屈折率)=
絶対屈折率  真空の屈折率を「1」とした場合の屈折率の事を云います。 光波の場合にだけ意味のある量です。 これは物質固有の量で、誘電率と透磁率から計算できます。


- 演習 -

  振動数が変わらない事と、速さの公式から、波長の公式と、角度の公式を導いてみてください。答えは、物理1Bの教科書に載っています。 自分の手を動かして導出した公式は忘れにくいだけでなく、巧く使えるものです。



- コメント -

◎入射角と屈折角の角度の取り方に注意してください。 よく間違います。また、Sin と Cos を間違えるケースもあります。
◎公式が、うろ覚えだった場合には、それらしい式に具体的な数値を入れてみて、現実に起こりそうな現象とあっているかチェックしてみてください。







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