低周波音/不協和音/超・低周波音ノート.

prologue

北大の近くに住んでいた頃、隣にオール電化マンションが建ち、以後ブーンというノイズに悩まされることになる。さらにはそのマンションや新しくできたトンネルなどにより極めて居住環境が悪化していたことがわかり、幼い頃に住んでいた静かな(ハズの)住宅地に引っ越した。しかしそこでまたもや新たなる低周波音問題に遭遇。月日が経つにつれ苦痛は増大し、寝られないし集中できないし大変なことになった。音源不明につき、同じ建物内で発生している振動の可能性もあるので、管理会社担当を呼び解決を求めたが、彼は半ば馬鹿にしたような口調でこう言い放った:「そんなのどこに行っても同じですよ」と。確かにそう。引っ越して解決するかどうかは運次第。しかも、自分のふるさとが大変なことになっているのに、みんなを見捨てるというのか。ここは腹を括って闘うことにした。そして、もがいているうちに、国家レベルでとんでもないことになっていることがわかってきた。

始めは何も手がかりはなかったが、Twitter などで窮状を叫んでいるうちに、徐々に情報網が拡がっていき、 人づてでようやく測定装置を借用することができ、音源の特定に向けて大きく前進した。 私個人に関しては解決へ一歩近づいたわけだが、 この公害(法の不整備という意味では人災)に苦しんでいる人はたくさんいるので、 調査研究は続けていく所存である。 .

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